期間限定 Huluでコナン映画配信中!
この記事は『名探偵コナン』に登場する『ジン』についてまとめています。
「名探偵コナン」に登場する敵キャラクター、「黒の組織」の幹部ジンが「実は無能なんじゃない?」と言われることがあります。
第一話から登場し、「黒の組織」関連の話でも度々コナンと対決をすることになるジンですが、その際の言動が
「非常に詰めが甘い」
「冷静に考えるとおかしい」
など、ツッコミどころが満載のためそう言われています。
筆者もジンは冷徹な敵役なのにストーリー展開上色々と裏目に出るそのポンコツぶりから、かなり好きなキャラクターです。
そんな愛すべきジンの兄貴の面白シーンを紹介します。
アニメ「名探偵コナン」はHulu、U-NEXT、dTVで配信されています。
劇場版最新作の配信が早いHuluがオススメで、詳細は以下の記事で比較しています↓
各キャラの登場回は以下の記事で↓
コナンの宿敵、「ジンの兄貴実は無能説」を検証
※注意:以下盛大にネタバレがあります
ジンの人物像とコナンとの関係
「黒の組織」のメンバーでコードネーム「ジン」。
銀色の長髪、黒ずくめの服装に身を包んだ長身細身の男。
愛車は黒い「ポルシェ356A」。
トロピカルランドで取引現場を目撃した工藤新一にAPTX4869を飲ませ、体が縮む原因となった張本人。
「あの方」から直接指示が来るなど信頼も厚く、他メンバーに指示を出す組織のリーダー的存在で、相棒であるウォッカとほとんどの場合一緒に行動している。
名簿に「黒澤陣」と記帳したことがあり、本名であるかどうかは不明となっている。
※222-224話『そして人魚はいなくなった』参照
⇒黒の組織関連の登場回は以下の記事↓でまとめています
「名探偵コナン」の「ジンの兄貴実は無能説」を検証【12選】
アニメ「名探偵コナン」でジンが無能だと言われる原因となっているシーンについて紹介していきます。
「ジン」無能説①:黒ずくめの格好でジェットコースターに乗り取引現場を確認
1話:「ジェットコースター殺人事件」
作中で新一にも突っ込まれているが、
「見るからに怪しい格好でジェットコースターに乗って取引現場を確認する」
という第一話にして既に高いポテンシャルを発揮しているシーン。
順番抜かしをしたり、「俺たちを早く帰してくれよ!」とかイキったり、キャラが定まってなかったのか小者のチンピラ感を遺憾なく発揮しています。
目立ちすぎるのでせめて私服で乗って欲しいところです。
「ジン」無能説②:目撃者を人に試したことのない試作品の薬で始末する
1話:「ジェットコースター殺人事件」
警察がそこらをうろついてるため、証拠の残らない毒薬「APTX4869」を使用するジン。
ただし現状試作品を使う詰めの甘さで、結果工藤新一は体が縮んで生きてるうえ、シェリーも嫌気が差して組織を裏切るきっかけとなる。
ちなみにアニメ第1話のリメイク版では、新一の後頭部を殴った得物が特殊警棒のようなものに変わっています。
「ジン」無能説③:盗聴していたコナンに簡単に誤魔化される
5話:「新幹線大爆破事件」
新幹線で偶然コナンに見つかり再会するジンとウォッカ。
盗聴していたコナンが、彼らが話していた「木っ端微塵」という単語に驚いて「こっぱ…!」と思わず口に出してしまいます。
訝しむジンとウォッカですが、コナン(アニメだと探偵団)が「こっぱ……64!」という九九の言い間違いで取り繕うとあっさり誤魔化されます。
原作だとジンとウォッカ本人ですが、さすがに突っ込みどころが多すぎたのか、残念ながらアニメ版は二人の偽物になっています。
二人が新幹線乗ってる時点で面白いので仕方ない。
「ジン」無能説④:車が行き交う車道を我が物顔で横断
176ー178話:「黒の組織との再会」
普通に車が走ってる道路を無理に横断し、文句を言ってきたドライバーをひと睨みで黙らせるジン。
傍若無人で社会のルールなどクソくらえなダーティな男を表現しているのかも知れないがやってることが小さい。
雪道なのでブレーキ踏みそこなった車に轢かれるリスクもある、コナンも苦笑いしそうな最高にダサいクールなシーンです。
地味に車も路駐でアウトロー極まってます。
「ジン」無能説⑤:シェリーを思い出す時裸なうえ再会時にポエム詠む
176ー178話:「黒の組織との再会」
シェリーのことを思い出すときは裸のパターンが多く、実際再会した時には恥ずかしいポエムで喜びを表現します。
何となく大人の関係を匂わせるハードボイルドな表現でしたが、崩壊していくジンの兄貴のイメージと照らし合わせると、「ただのムッツリ」の可能性も。
特にポエムはシェリー関連に限らず、逐一詩的な表現を用いるため、ジンの豊富な語彙力が伺えます。
【ジンのポエム例】
闇に舞い散る白い雪…
それを染める緋色の鮮血…
組織(われわれ)の目を欺くためのその眼鏡とツナギは、死に装束にしては無様だが…
ここは裏切り者の死に場所には上等だ…そうだろ?シェリー…
「ジン」無能説⑥:コナンや灰原の正体を知る優秀なメンバーを始末
176ー178話:「黒の組織との再会」
劇場版:「漆黒の追跡者(チェイサー)」
劇場版:「純黒の悪夢(ナイトメア)」
ピスコ、アイリッシュ、キュラソーと、重要な情報を持っていた有能な「黒の組織」メンバーは大体真相を知る前に始末します。
ジンがもう少し気が長ければもっと簡単にコナンとシェリーは追い詰められたはず。
ジンの冷酷さがとことん裏目に出ている皮肉な結果となっています。
「ジン」無能説⑦:ロッカーに隠れたコナンをあと一つの所で見つけ損ねる
309-311話:「黒の組織との接触」
黒の組織との接触を図るうち、ロッカーに隠れるハメになったコナン。
人気を感じておもむろにロッカーを開けていくジンの兄貴。
コナンが隠れるロッカーに手をかけた瞬間、ニヤリと笑ってこう言います。
「こんなところに大の大人が隠れられるわけねえか…」
勘は鋭いのに詰めが甘いというジンの兄貴の人となりを体現した名シーンです。
あと一個開けてたら「名探偵コナン」完結となった恐ろしい場面ですが、ジンのうっかりで助かりました。
「ジン」無能説⑧:始末した人間の顔は忘れちゃう
第345話:「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」
劇場版:「漆黒の追跡者(チェイサー)」
工藤新一のことを訊かれても
「悪いな、バラしたやつの顔は忘れることにしてるんだ」
と言う自分ルールのおかげでコナンは何度か危機を免れることになる。
※一応悪いとは思っているらしい
「始末した人間の数なんて多すぎて覚えてられないぜ」的な意味のクールな台詞だと思います。
ただ割とそれでコナンがピンチを回避しているので組織側からすれば笑えないルールです。
「ジン」無能説⑨:「聞こえるか毛利小五郎」←聞こえてない
第425話:「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」
競馬中継をイヤホンで聞く毛利小五郎に、盗聴器を聞いていると勘違いして話しかけてしまうシーン。
アンジャッシュのコントでよくある奴。
アニメだとやや距離があるように見えますが、原作ではかなり至近距離から大人数で狙撃しようとしており、いずれも隠れる気ゼロでポイント高いです。
※しかもこの後逆に赤井さんに狙撃される。
「ジン」無能説⑩:園子とシェリーを勘違いで狙撃する
引用:Hulu
劇場版:「天国へのカウントダウン」
園子が髪形を変えて灰原(シェリー)そっくりのボブカットになり、勘違いで狙撃します。
シェリーへの執着が伺えるが、いくらなんでも確かめるくらいはして欲しい一幕。
「ジン」無能説⑪:尋問中のバーボンに余裕与えすぎて逃げられる
劇場版:「純黒の悪夢(ナイトメア)」
いつもトリガーハッピー気味なジンの兄貴ですが、NOC(潜入捜査官)の疑いのあるバーボンとキールを尋問している時はやけに余裕かましていて
「俺は割と優しいんだぜ?」
とか
「ウォッカ、カウントしろ」(1分間しっかりカウントするウォッカ)
とか言って遊んでる所為できっちりバーボンに逃げられるお茶目なシーンです。
しかも実はまだ逃げてなくて室内にいるというオマケ付き。
証拠もないのにキールとバーボンを始末しようとするジンに、さすがのベルモットとウォッカも引き気味なのも見所。
「ジン」無能説⑫:爆弾のスイッチが効かなくて激おこ
劇場版:「純黒の悪夢(ナイトメア)」
観覧車に仕掛けた爆弾が起爆寸前で安室さんの手により解除されます。
スイッチをカチカチと何度も押すも、起爆しないことに怒ったジンはスイッチを踏みつけて激怒。
※ウォッカやキャンティ達も「あぁ…」と気まずそうな表情。
「弾丸の雨を浴びせてやれ」
とやけくそな行動を指示します。
その後乗っていたヘリを撃墜されるが、コルンから機銃の操作を奪い取ってダメ押しの掃射までしていく「転んでもタダでは起き上がらない」姿勢が垣間見られます。
「純黒の悪夢」はキュラソーやコナン周辺が有能過ぎてジンが後手後手に回るので面白シーンが多いです。
「ジン」無能説番外編:愛車をウォッカに褒められてニヤニヤ
176ー178話:「黒の組織との再会」
無能とまでは言えませんが、ジンの兄貴のちょっとお茶目な一面です。
停めていた車の周辺の雪が踏み荒らされているのを見て訝しむジン。
ウォッカが「アニキの車珍しいから通行人が見てたんじゃないすか?」とすかさずフォローすると渾身の笑顔で一言。
「フン…ドイツの雨ガエルも…偉くなったもんだ…」
愛車を褒められて思わず上機嫌になるかわいい一面が見られます。
思わず和むウォッカとの良い関係性が築けていることを示した名場面と言えます。
またドイツ産でカエル顔であるポルシェを「ドイツのアマガエル」と称するところにもジンのポエミィな語彙力が伺えます。
ちなみに運転シーンは度々出てきますが、ジン本人が運転している時とウォッカが運転している時があります。
また全くの余談ですが、愛車のポルシェ356Aは1955年から約5年間に渡って約2万台ほど生産された車です。
現在中古で入手しようとする場合料金は「応相談」となったりする高級車で、ジンの並々ならぬこだわりが見受けられます。
※その所為でこの車がその辺に停まっていると大体「ジンの車ッッ!」とコナン達にバレる
コナンの味方では?「ジンの兄貴実は無能説」検証結果
検証結果:無能とまでは言えないがツッコミどころが多すぎる
上記の検証結果ですが、ジンは無能とまでは言えないかなというのが正直なところです。
ただやることなすこと「かなり雑」という印象です。
本人はいたって真面目かつ一生懸命冷酷に仕事をしているようですが、「証拠隠滅出来ないだろソレ…」みたいなこと平気でしてます。
灰原もよくコナンに「奴らに正体がバレたらヤバイ。彼らは証拠は残さないし関わったら全員消される」みたいな忠告をしますが、「多分大丈夫ちゃう?」くらいの雰囲気あります。
ウォッカのヘマにも割と甘いですし、こういうちょっと抜けているところもジンの魅力なので是非アニメでその活躍を見てみてください。
ジンの兄貴を見るならHuluが超オススメ!
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