原作『名探偵コナン』に登場するラムの正体が知りたい
これまでの伏線にはどんなものがあったのか知りたい
こんな疑問に答えます。
この記事では、『名探偵コナン』に登場する黒の組織のNo2『RUM(ラム)』の正体を解説しています。
またこれまでの伏線についてもまとめています。
激しくネタバレを含みますのでご注意下さい。
『ラム候補』の登場回は以下の記事でまとめています↓
『黒の組織』登場回(コナン本筋)は以下の記事で↓
ついに判明した『RAM(ラム)』の正体! 正解は誰?
これまで正体が謎に包まれていた黒の組織のNo2『RUM(ラム)』。
原作『名探偵コナン』1066話(週刊少年サンデー2020年12月9日発売号)にてついにその正体が明かされました。
これまでラム候補されていたのは以下の3名
■黒田 兵衛(くろだ ひょうえ)
長野県警から警視庁へ異動した捜査一課の管理官。
隻眼の大男でコナンの推理力に一目置いており、安室とも関わりがある。
■若狭 留美(わかさ るみ)
帝丹小学校1年B組(コナンと同じクラス)の副担任を務める女教師。
右目が見えていないのではという疑惑があり、子供らの見えないところで凶暴性を発揮することがある。
■脇田 兼則(わきた かねのり)
毛利探偵事務所が入るビルの隣にある『いろは寿司』に勤める江戸っ子流れ板。
毛利小五郎に弟子入りしたミステリー好きで、左目のできものが出来たため眼帯で隠している。
この中でラムの正体と判明したのは…↓↓↓
※超絶ネタバレ注意※
RUM(ラム)=脇田 兼則
今回の事件ではジン達組織メンバーと電話で連絡を取り合っており、完結編となる1066話にて唐突に姿を見せました。
車内で不気味な笑みを浮かべるラムはその後カツラやつけヒゲ、差し歯などで変装を施し『脇田兼則』としていろは寿司へと入っていきます。
その際には毛利探偵事務所を意味深に見上げており、小五郎かコナンかは分かりませんが、どちらかを探っている様子も見せています。
コナン達はおそらく未だ脇田=ラムだとは気づいておらず、ここからその正体に接触が加速していくと思われます。
これまでのラムに関する伏線とその答え合わせ【既に登場済だった!?】
ラム=脇田兼則を裏付ける伏線について解説します。
原作本編での答え合わせはまだ何も行われていないですが、恐らくネット等各所で考察されていた内容は概ね当たっていたのではないかと。
これまでのラムの正体に関する伏線は以下のようなものがあります。
上記の特徴について、これまで出てきた伏線についてまとめて解説します。
「片方の目が義眼」に関してはラム候補の3名全員の外見に共通しているので割愛します
★伏線①:「せっかちな人」で「ふざけた名前を名乗っている」
③:「せっかちな人」
④:メール文面での「Time is money (時は金なり) 」
⑥:ふざけた名前を名乗っている
せっかちの所以となっている、「時は金なり(TOKI WA KANENARI) 」をアルファベットにし、並べ替えると「脇田兼則(WAKITA KANENORI)」になります。
こちらはそのまま正解で間違いないかと思われます。
名前が「時は金なり」のアナグラムになっていることから「ふざけた名前」ということになります。
★伏線②:様々な人物像が語られた秘密
①「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」「それら全て影武者」という噂
⑥:丁寧な口調(声は変声機で変えているため正確には分からない)
まず声や口調に関しては演出上の意味も含めて、あえて分からないようにしていたと考えられます。
ジンと電話で話している時も丁寧な口調なので、元々のラムのキャラクターのようです。
さらに複数の人物像についてですが、これにも秘密があります。
原作58巻『赤と黒のクラッシュ』シリーズで、赤井秀一が潜入捜査官だとバレるきっかけとなった事件がありました。
概要はこうです
FBIがジンを捕まえるべく赤井とジンの待ち合わせ場所に張り込んだところ、現場に1人の老人がやって来ます。
赤井は無視してましたが、キャメルは老人に「ここは危険だから居てはいけない」と声をかけてしまうのです。
結局実は老人も組織の人間で、FBIの張り込みと赤井の正体がバレてしまいました。
この老人こそがラムで、他の人物像である「女のような男」「屈強な大男」とは同じ現場にいた赤井(潜入捜査時は長髪)とキャメルの特徴に合致します。
★伏線③:灰原と唯一接触していないラム候補者
ラム候補者の3名の中で、正体判明にいたるまで一度も灰原と接触しなかった人物がいます。
それが脇田兼則です。
灰原は組織の匂いを嗅ぎ分ける特殊な能力があります。(潜入捜査官にも反応してしまう程度の精度ですが)
若狭先生や黒田管理官とは既に会っているものの、それらしい反応はありませんでした。
脇田は未だ灰原と会っていないので、今後二人の接触によりストーリーが進展する可能性が高いです。
★伏線④:コナン原作63巻で実は前振りが…?
原作63巻(アニメ第551-552話)『犯人は元太の父ちゃん』において、コナンが偽の江戸っ子について言及するシーン。
昔ながらの江戸っ子は「ひ」を「し」と発音してしまう人が多いと言っています。
脇田が初登場した原作92巻(アニメ第894-895話)『となりの江戸前推理ショー 』において、江戸っ子である脇田は「左目」のことを「しだりめ」とは言いませんでした。
この台詞だけだとさすがに伏線と言えるか微妙な線ですが、丁寧な前振りがあるので怪しいポイントとなっています。
『名探偵コナン』今後の展開と他のラム候補達の正体は?
コナンは未だにラムの正体を認識していません(実は気付いている可能性も無くはないですが)。
また、赤井務武や羽田浩司の件については未だに未解決となっています。
バーボン編も正体判明から、安室=公安と確定するまでしばらく時間がかかったので、
ここからラム編の後半戦に入るのだと思います。
また他の候補者についてですが、脇田=ラムが確定したことにより
若狭留美=浅香
黒田兵衛=安室の上司(公安)
というのもほぼ確定ではないかと思われます。
とは言え明かされていない情報もあり、特に若狭留美に関してはまだ敵か味方かもわかりません。
今後さらに状況が二転三転する可能性が高いです。
ラムの正体が判明したこの機会に、これまでの伏線を漫画やアニメでおさらいしておきましょう。
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