この記事では名探偵コナン1000話記念に製作されたリブート版『ピアノソナタ「月光」殺人事件』を旧版との違いを解説しています。
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またコナン作中に登場する可愛いキャラは以下でランキング形式でまとめています↓
『ピアノソナタ「月光」殺人事件（前編）』の変更点
アニメ『名探偵コナン』1000話記念に製作された『ピアノソナタ「月光」殺人事件（前編）』は、11話で放送されたものをリメイクしたものです。
ファンの間でも人気の高いエピソードで、当時は1時間SPで放送された事件でした。
登場する容疑者『浅井成実』は以下の記事でも解説しています（ネタバレ注意）↓
違い①：麻生圭二からの依頼シーンは省略
旧版では冒頭、麻生圭二を名乗る男から「月影島」に来るよう依頼がありましたが、リブート版ではＯＰ映像中にその部分が映像で流れ、本編は月影島の役場に到着したシーンから始まります。
ちなみに旧版ではジャケットを着ていたコナンが、リブート版では半袖姿になっています。
違い②：麻生圭二の演奏シーンが怖すぎる。
やや細かい点ですが、炎に包まれながらピアノを弾き続ける麻生圭二のイメージの不気味さが増しており、呪いによる殺人を強調しています。
違い③：浅井成実先生の声が折笠愛さんから沢城みゆきさんに変更
各容疑者を担当する声優さんは一新されていますが、なかでも衝撃的だったのはメインキャラの浅井成実先生の声が変わったことでしょう。
旧版は折笠愛さんで、リブート版は沢城みゆきさんに変更となっていますが、こちらはこちらで良い感じです。
違い④：小五郎の名前に「あの有名な宇宙飛行士の」という反応が無い
旧版や原作では小五郎が「東京から来た名探偵の毛利小五郎」と名乗ると、モブや駐在が「あの有名な宇宙飛行士の」と反応します。
リブート版だとそれがないのですが、これは宇宙飛行士の「毛利衛」さんのことで、現在だと視聴者に伝わりにくいのでカットされたのだと思います。
違い⑤：カットされたシーンが複数ある
原作や旧版から大きくカットされたシーンが複数あります。
[1]一つ目の事件が起こり宿に戻る際、成実先生がコナンの推理を褒めたり、小五郎に事件を解決してくださいとお願いするシーンがカット。
[2]現場の遺された月光の譜面の4段目がおかしいことに、旧版だと蘭がピアノを弾いて気づきますが、リブート版だと蘭が見ただけで気づく。
[3]現場に泊まり込む際、窓の外に怪しい人影がこちらを覗いているシーン（原作では成実先生の貴重な悲鳴シーン）がカット
全体的に成美先生の可愛いシーンがカットされているのが残念です。
違い⑥：浅井成実と黒岩令子が可愛い【最重要】
一番重要な点ですが、容疑者となる登場人物のうち2名、浅井成実と黒岩令子が可愛くなっています。
元々美人だった二人ですが、画質も綺麗になり、節目となる記念作品ということもありかなり気合の入った作画となっています。
特に成実先生は旧版でのセル画独特の風合いにミステリアスな魅力と、リブート版での正統派な可愛さどちらも楽しめるようになりました。
また令子は服装がやけにセクシーになりました。
総評：やや駆け足ながら満足感のあるリブート版
尺の都合か、後半に尺を残すためか『前編』はやや駆け足な印象となっています。
とは言え20年越しのリメイクとして十分に満足いく出来となっており、今後も重要回や人気エピソードはどんどんリブートしてほしいと感じさせる出来となっています。
何より登場キャラの作画が格段にレベルアップしており、制作側も気合が入っていることが感じられる出来となっていました。
後編はコナンのその後に影響する重要なエピソードなので必見です。
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