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名探偵コナン『ピアノソナタ「月光」殺人事件(後編)』旧版/リブート版の違いを解説

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この記事では名探偵コナン1000話記念に製作されたリブート版『ピアノソナタ「月光」殺人事件(前編)』を旧版との違いを解説しています。

   

前編の解説は以下の記事で↓

    

          

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『ピアノソナタ「月光」殺人事件(後編)』の変更点

   

アニメ『名探偵コナン』1001話にあたる『ピアノソナタ「月光」殺人事件(後編)』は、11話で放送されたものをリメイクしたものです。

    

ファンの間でも人気の高いエピソードで、当時は1時間SPで放送された事件でした。

  

登場する容疑者『浅井成実』は以下の記事でも解説しています(ネタバレ注意)↓

     

違い①:取り調べシーン簡略化で令子と川島の喧嘩シーンからスタート

   

黒岩村長候補が殺害されたあと、容疑者のおさらいも兼ねた取り調べパートがあるが、それが大きくカットされ清水と令子の言い争うシーンが残された程度となっています。

カットされても特に問題はない部分ではあるものの、ただでさえ薄い令子以外の容疑者達の陰がますます薄くなる結果に。

   

違い②:とにかく細かなカットシーンが多く駆け足

   

上記よりもさらに細かなカットシーンは数多くあります。

   

[1]麻生圭二と被害者たちが幼馴染の同級生という説明がカットのうえ、西本氏の素敵な笑顔もカットされている

こちらは原作から、旧版、リブート版ともにカットされた部分。

麻生圭二と仲良さげな西本の現在からは想像がつかない良い笑顔がカットされている

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン7巻

    

    

[2]村沢が口は悪いが良い奴じゃなくなったのでただの陰の薄い奴に

    

こちらも旧版、リブート版ともに原作からカットされている、駐在のおじさんの村沢に対する「あいつは口は悪いが根は良いやつ」という説明。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン7巻

   

根は良いやつを感じさせるシーンは最後の「麻生圭二のピアノをたまに手入れしていた」というところくらいなので、こちらもただただ影の薄い容疑者に。

   

[3]令子のヒステリーは抑えめ

   

原作や旧版だと怒鳴り散らすシーンが多い令子だが、村沢のチューニングハンマーの下りのあたりではリブート版は割とおとなしい。

   

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1001話

   

[4]成実先生のコナンの投げ飛ばし方

    

燃え盛る公民館からコナンを助けるため、浅井成実改め麻生成実がコナンを投げ飛ばすシーン。

原作、旧版、リブート版全て投げ方が違う。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1001話/Hulu

   

☑原作:片手でブン投げる

☑旧版:脇から手を添えたアンダースロー

☑リブート版:両手で胸倉を掴んで投げ飛ばす

     

どれが正解とかは無いが、確かにリブート版が一番窓をぶち破って外に脱出できそうな投げ方ではある。

コナンの体重は18kg(公式設定)なので、それを片手で持ち上げ窓ガラスを窓枠ごとブチ破る勢いで投げつける原作の成実先生のヤバさ。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン7巻

   

違い③:「ペロッ…」はもちろん麻薬とすら言わなくなった

    

原作で、ピアノの下に落ちていた白い粉を舐めて麻薬だと判別するシーン。

さすがに舐めさせるのはまずかったのか、旧版では匂いを嗅いで判別させていました。

だがリブート版はでは見ただけでそれが麻薬であることに気付いていたものの、「麻薬」という名称すらカットされることに。

   

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1001話

  

なお、原作ではエピローグで平田の逮捕シーンがありますが、旧版リブート版ともにカットされています。(警察の前で暴かれているので不要と判断されたのだろう)

    

違い④:成実先生の終盤の演技はすごい

    

浅井成実を担当する沢城みゆきさんの男声が普通にすごかったというただの感想。

旧版で声を担当していた折笠愛さんの麻生成実は少年のような声だったのに対し、リブート版では声の高い男性というイメージ。

割とセクシーな大人の女性キャラを演じることの多い沢城さんの男性演技は意外でしたが違和感は全くありませんでした。

旧版、リブート版どちらもハマり役だったのは間違いないでしょう。

ちなみに成実先生のカットシーンとして、「公民館にコナン達と泊まり込んだのは事情聴取を遅らせてもらうためだった」という点があります。

これによって成実先生はおにぎりまで握って差し入れに来てくれたただの良い人になっています。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1000話

    

違い⑤:今回も浅井成実と黒岩令子がめっちゃ可愛い【最重要】

    

ここは最重要ポイント。

浅井成実は本エピソードの主役格なので出番も多く、佇まいがとにかく美しい。

「女装男子キャラ」とは到底思えない可愛さです。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1000話

    

また黒岩令子に関しても、村沢が襲われ涙を流すシーンなどは可愛いし、怒っていない時の横顔はめっちゃ美人に描かれています。

というか令子に関しては胸元がエロ過ぎてイマイチ内容が入ってきません。

    

引用:©小学館/青山剛昌 名探偵コナン1000話

    

いずれも可愛いので彼女らを見られただけでも今回のリブートは十分おつりがくる神回だったと言えるでしょう。

   

またコナン作中に登場する可愛いキャラは以下でランキング形式でまとめています↓

   

総評:全体的に駆け足であっさりめだが、作画クォリティは高い

  

前編同様、画面から作品全体に流れる不気味さやキャラクターの掘り下げなどは原作や旧版の方が正直良かったように思えます。

ただ、全体的に見やすくなっており、要点はきっちり抑えて製作されていたので十分楽しめる出来にはなっていました。

特に浅井成実が麻生成実だと判明してから、先ほどまで美人女医さんだったのが明らかに男性に見えるように描かれており、この辺りの作画クォリティはとても高かったです。

   

今後も重要なエピソードや人気回はどんどんリブートしてもらいたいと感じさせる出来となっていました。

      

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